iPS能力⑤「家庭問題」

2018年10月31日

最近は個人の権利意識が高まるとともに、残念ながら家庭内の不和も増えてきています。

具体的な出来事としては、離婚(家庭内離婚を含む)、親子関係(児童虐待・育児放棄など)、遺産相続(争族?)などがあります。統計により異なりますが、厚生労働省「人口動態統計」をもとにしたデータでは「4組に1組が離婚」と比較的高い数字が出ています。統計によっては、「3組に1組が離婚」という結果で出ている場合もあります。また、最近は離婚をテーマにしたテレビドラマもでてきていることが気になります。

以前アメリカ滞在中に「2組に1組が離婚」と知り驚いたところ、アメリカ人講師から「日本は家庭内離婚が多いのでは」と言われたことあります。当時は「そんなことはない」と信じていましたが、最近の傾向を見ると、日本特有な問題の根の深さを痛感させられます。

一方、日本の児童虐待相談件数は、統計開始の1990年の1,101件から66,701件に増加しています。

子どもをうまく育てられないケースが増えているのではないでしょうか。海外に身を置いてみて日本の教育は素晴らしいと強く感じたのですが、課題のひとつは、「子どもの育て方」を学校のどの段階でも教えていないことだと思います。核家族化が進み、以前のようにおじいちゃんやおばあちゃん(両親の親)から身近に教わることも困難になってきています。「子どもの育て方」は自然に身につくものではなく、しっかりと教えるべきものだと思います。

それでは、「円満な家庭環境」にはどのような「ips能力」が有効なのでしょうか。

家族も一つのチームです、「チームで働く力」が大切になってくると思います。自らが発信力(自分の意見をわかりやすく伝える力)、傾聴力(相手の意見を丁寧に聴く力)、多様性を受け容れる「柔軟性(意見の違いや立場の違いを理解する力)」、ストレスコントロール力(ストレスを成長の機会だと捉えて対応する力)などではないでしょうか。 また、子どもを育てるためには、自身の「社会人基礎力」だけではなく、もう一段階上のそれを「育成するスキル」も求められてくることでしょう。(文責:古木)

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