新人定着に向けた「攻めの一手」

2019年9月9日

「全国寄り道旅日記」の古木です。
本日もお立ち寄りいただき、ありがとうございました。

さて本日は旅ではなく、地元にて登壇した新人向け研修についてご紹介したいと思います。
これは入社して半年を経過した新人向けの「リフレッシュ研修」でした。受講者は中小企業約20社から集まった若手40名。研修期間は2日間で、私が担当したのは2日目の午後の約3時間でした。

前半で定着に向けた「攻めの一手」、後半で「守りの一手」についてご紹介しました。
「攻めの一手」としてご紹介したのは、下記の内容です。

1.組織の事情として「経営理念」を語る
事前課題として自組織の「経営理念」を調べていただき、研修ではそれを発表していだきました。ただし、ただの発表ではなく自社を訪問してきた就活生に「経営理念」を自らの言葉で語るという場面を設定しました。こうすることによって、「経営理念」に対して当事者意識を高めていただくのがねらいです。

2.「自分の立場」を明確に
しかし、組織の事情だけに振り回されるわけにはいきませんよね。そこで「自分の立場」として、自分の強味・持ち味、好きな言葉、印象に残っている本、尊敬する人物などについて書き出していただきました。なかなか書き出せないかなと思ったのですが、たくさん例示しておいたことが功を奏してか、出るわ出るわでビックリです。「有言実行」などのことわざが出る一方、漫画主人公のセリフや深夜アニメのキャラクターが出てきた時には、さすがに世代のギャップを感じました。

3.「経営理念」と「自分の立場」を合体させた「個人目標」の設定
まとめとして、「組織の事情」と「個人の立場」を両立させた目標を設定していただきました。実は、ここが一番のねらいでした。
「承認されたい」→「貢献する」→「成長する」の動機サイクルにもとづき、個人目標達成に向けて「成長する」→結果として組織へ「貢献する」→「承認されたい」という欲求が満たされる→「定着する・辞めない」、という仕組みです。初めてチャレンジしたので、正直うまくいくか不安はありました。しかし、みなさんたいへん意欲的に取り組んでいただきました。

「社会人基礎力」としては、「自分の立場」が「主体性」、「個人目標の設定」が「実行力」になります。組織の「経営理念」と「自分の立場」を両立させた「個人目標」の達成を目指して取り組む人が定着しないわけがないと信じています。またしばらくして今回の受講者と会い、どんな変貌を遂げているか楽しみです。ぜひ、あなたの職場でも実施してみませんか。

もうひとつの「守りの一手」については、次回にご紹介していきたいと思います。お付き合いいただき、誠にありがとうございました。

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