推薦図書「『計画力』を強くする」(計画力)

2011年3月1日

先日は研修会場が札幌であったため、その後に小樽まで足を延ばしてみました。今年は例年を上回る積雪量であり、名物の運河のまわりにも長い雪堤ができていました。そのような北の大地に脈々と息づく職人技であるガラス細工や心を癒す音色のオルゴールを堪能して参りました。

さて、「計画力」の推薦図書についてですが、私は加藤昭吉氏の「『計画力』を強くする」をご紹介したいと思います。著者は以前に大手建設会社に勤められ、数々のプロジェクトを手掛けられた経験などをもとに、「計画力」について、わかりやすく簡潔にまとめられています。「計画立案のための五つのポイント」や「計画実行の四つのポイント」などもありますが、ここでは「計画立案が失敗する九つの理由」を取り上げてみたいと思います。うまくいった事例より、失敗した事例のほうが学ぶべき点は多いものです。さっそくみてみましょう。

理由1 計画の目的・目標がはっきりしていない
理由2 頭の中だけで組み立てた計画になっている
理由3 状況判断を誤って計画している
理由4 目先の問題解決を積み重ねただけの計画になっている
理由5 複数の計画案の中から選び抜かれていない
理由6 計画通りに実行する熱意に欠けている
理由7 計画実行の勘所をはずしている
理由8 “終わり”からの逆算ができていない
理由9 計画の適切なフォローアップができていない

いかがでしょうか、ご自身の計画に心当たる点はありましたでしょうか。私の場合は、理由5の「複数の計画案」と、理由8の「終わりからの逆算」に反省すべき点がありました。いろいろな視点から「複数のプロセス」を明確にし「最善のもの」を検討すること、「10年後の自分」をイメージしたうえで「今日すべきこと」を決めるなど、さっそく活用していきたいと思います。ご自身の計画がうまくいっている方も、うまくいっていない方も、同書を参考に見直してみてはいかがでしょうか。まだ計画を立てていないという方もご心配なく。どうぞ「計画立案のための五つのポイント」をお役立てください。 (文責:古木)

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