役割理解のポイント「2W1H」(情況把握力)

2010年9月1日

今、研修の仕事にて九州に来ています。今年の夏はこの地とご縁があり、これで3回目となります。長崎に原爆が投下された8月9日には、原爆資料館、平和公園を訪れ、「このような惨状を二度と起こさないために、『社会人基礎力』の果たすべき役割」について思いをめぐらせておりました。

さて、「情況把握力」は、12の能力のうち内容・文字が最もわかりにくい能力要素だと思います。また、「状況把握力」とされた書籍やホームページも散見されます。私自身も、板書したおりに「『状況』ではないのですか?」と受講者から指摘を受けたこともあります。経済産業省の定義を引用させていただきますと「自分と周囲の人々と物事との関係性を理解する力」、例として「チームで仕事をするとき、自分がどのような役割を果たすべきかを理解する」とされています。

リーダー向け研修におきましては、冒頭にリーダーとしての役割について話し合っていただくことがあります。すると、いろいろ立派な役割が発表されます。しかし、自分が果たすべき役割を認識していることと、それを実行していくことは別問題なのですね。頭ではわかっていても、行動に結びついていないのが常です。そこで、役割認識について理解を深めていだくために、このような質問をさせていただきます。「今あげていただいた役割のうち、最優先に果たすべき役割を選んでください。(What)」「その役割を選んだ理由は何ですか?(Why)」「その役割をどのように果たしていきますか?(How )」これで役割認識が深まり、頭から行動へと考えが進んでいきます。

それでは、あなたが所属するチーム(会社、部門、プロジェクトチーム、集まり、家族、などすべて)において、それぞれあなたが果たすべき役割は、What? Why? How?(文責:古木)

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