地震後の新潟滞在中、ついにあの電話が・・・。

2019年6月19日

このところ新潟でのお仕事が多く、ここ30日間のうち11日間、新潟に滞在します。新潟はご飯や海の幸、そして日本酒もたいへん美味しく、訪れることが楽しみな場所です。しかし、移動日の前日に大きな地震があり、一時、研修の実施も危ぶまれました。

そんな新潟での研修を終えホテルに戻ったところ、携帯の呼び出し音が。研修中に講師の電話が鳴ってはまずいので、携帯はサイレントモードにする習慣がついています。そため呼び出し音に気づかないケースが多いのですが、この時は「虫の知らせ」か着信音に気づきました。表示されていた相手の番号は、故郷の両親でした。

さっそく出てみますと、いきなり「カゼ大丈夫?さっきの電話ではカゼひいて声が変わったって言ってたから心配して電話したよ。」「私:???。電話なんてしていないよ」。そうなのです、ついにあの振り込め詐欺の魔の手が私の両親にも伸びてきたのです。

両親には以前から気をつけるように話していたにもかかわらず、すっかり騙されていました。振り込め詐欺、恐るべしです。最初の電話だったので短時間で終わり、まだお金の話は出ていなかったようです。多分、探りの電話だったのでしょう。また架かってくるはずです。一度だましやすい高齢者というレッテルをはられると仲間同士で情報共有して、あの手この手で騙しにかかるとも聞いていました。すぐに警察へ電話するように伝えました。

両親は我が子と思い、ご丁寧にも「カゼをひいて声がおかしいなら、今夜は早く寝て、ゆっり休んだ方がいいよ」などとアドバイスしたそうです。詐欺グループのメンバーも「親身の愛情」の言葉を聞いて、改心してくれることを祈るばかりです。それにしても「なりすまし」とはいえ、この世にもう一人の自分がいて、自分の親と会話していたというのも変な気分です。

後日談ですが、やはり再び電話がかかってきたそうです。警察に連絡したことを告げたところ、電話はすぐに切れたそうです。ちょっと次元は違いますが「社会人基礎力研修」の「規律性」(社会のルールや人との約束を守る力)の大切さと、コンプライアンス研修で伝えている言葉「コンプライアンスに勝る判断基準なし」を思い出した出来事でした。

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