「社会人基礎力」組織や若者にこんなメリットが!(「中間とりまとめ」)

2015年4月13日

さて、今回は「3つの能力」「12の能力要素」を提示した「社会人基礎力の具体的な内容」に続く「社会人基礎力により実現されるメリット」について、みていきたいと思います。

「中間とりまとめ」では、若者本人および企業などにとってのメリットについて、次のように触れています。

まずは若者にとってのメリットですが、「各成長段階において意識しながら身につけることが可能となる」としています。「無意識」という言葉がありますが、「有意識」という言葉がもっと注目されていいと思います。意識して初めて、自分は十分身につけているのか、まだ足りないのか、どうすれば身につけられるのかなどという意識へとつながっていきます。「12の能力要素」を明確化し、必要な能力要素を意識させた功績はたたいへん大きいと思います。

また企業にとってのメリットですが、こちらは「採用」「人材育成」「定着」「長期的な視野」「競争力を高めること」「個人と組織がwin-winの関係」「優秀な人材が集まっていきいきと働く」などと紹介されています。

私自身、良い人材を採用するための研修、職場訓練であるOJT研修、評価者に対する適正な評価のための研修などにも登壇させていただいています。しかし、それぞれの基準は、必ずしも一貫しているとは言えません。そのような中で、もし「3つの能力」「12の能力要素」として共通な基準が明確化されたならば、社会全体として一貫性を保つことができ、「共通言語」としての役割は絶大なものになることでしょう。

今まで、採用基準に悩む採用担当者、何を目指して準備を進めるべきか悩む就職活動生、何を育成・指導すべきか悩む育成担当者、何を評価していけばよいか悩む評価者・人事担当などに対して、たいへん明確な方向性を示したといえると思います。(文責:古木)

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