「働きがい」と「社会人基礎力」

2012年6月16日

先日、社員の「働きがい」をテーマとしたイベントに参加いたしました。

そこでは、「働きがいのある会社」の調査・分析・支援に取り組んでいる「Great Place to Work Institute Japan」(以下、GPTW)代表の方、「働きがいのある会社ランキング」上位の人事部長の方などから、「働きがいのある会社」を実現するポイントや評価・分析方法、具体的な取組内容など、貴重なお話を伺うことができました。

これらのお話を伺いながら、私は「働きがいのある会社」への取組みと、「社会人基礎力」を高める取組みに多くの共通点があることに気がつきました。そのうちから、主なものを3つご紹介したいと思います。

1つ目は、「具体化」です。

「働きがいのある会社」を目指すことになっても、具体的に何から始めればよいのか迷ってしまいます。
GPTWでは、「働きがいのある会社」を実現するポイントとして「9つのエリア」を定義しました。まずは「組織業績を達成する」として、①触発する ②語りかける ③傾聴する。次に「個人として力を最大限に発揮する」として、④感謝する ⑤育成する ⑥配慮する。最後に「チームとして共に働く」として、⑦祝う ⑧分かち合う ⑨採用する&歓迎する。これは、「社会人基礎力」を具体化した「3つの能力」「12の能力要素」とそっくりです。

2つ目は、「行動」です。

せっかく「具体化」できても、具体的な行動に落とし込むことができなくては、成果は期待できません。ユーザーとして参加された人事部長の体験談は、たいへん参考になりました。「9つのエリア」に対して、一つひとつ具体的な行動に落とし込み、それを確実に実行されていたのです。より詳しくお話を伺いたいと思い、後日アポイントを取り、直接お話しを伺って参りました。「社会人基礎力」の場合も、「具体化」された能力要素から具体的な「行動」へと落とし込まなくてはなりません。私たちがサポートしていくのは、この部分です。ここがポイントであり、ここが壁でもあります。(「主体性」のための「行動」は?)

3つ目は、「ゴール」です。

GPTWは会社側の立場から「働きがい」を高めるために取組んでいます。一方「社会人基礎力」は社員側の立場から取組んでいます。この両者が力を合わせ、双方向から「働きがい」を高めるために取組むことができれば、社員にとっても、組織にとっても、社会にとっても、素晴らしいことではないでしょうか。私たちは、今後その可能性を追求していきたいと思います。(文責:古木)

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