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| コラム | |
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| 2010年04月01日 | スポーツに例えると・・・(社会人基礎力) 研修の中では、わかりやすく伝えるために、よく「例え話」をします。ここでは、「社会人基礎力」を野球に例えてみたいと思います。一流な野球選手と聞いて、どなたをイメージされるでしょうか。イチロー選手や、松井選手や、松坂選手かも知れません。しかし、彼らはいきなり一流プレーヤーになれたのでしょうか。彼らであっても、いや彼らだからこそ野球の基礎練習である「素振り」「キャッチボール」「走り込み」をしっかり行ったことでしょう。その結果、今日の地位を築き上げることができたのです。 ビジネスの世界における「素振り」「キャッチボール」「走り込み」こそ、「社会人基礎力」ではないでしょうか。確かに、それだけでは大きな成果をあげることはできません。しかし、日々の業務を的確に遂行していく上で、また専門的な力を構築していく上でも、この基礎力は必須な基本となるはずです。 研修の中で、重要事項については暗唱していただいております。これは、必要な時にテキストなどを見ることなく、その重要事項思い出し活用できるようになっていただくためです。「社会人基礎力」12の能力要素も、ぜひ暗唱してください。暗唱することにより、全体の体系についての理解が進むとともに、日々の生活の中でも新たな「気づき」が生まれます。「いま○○力を発揮したな」「どうも○○力は苦手だなあ」というように。覚えるポイントは、最初の文字を覚えることです。主(しゅ)・働(どう)・実(じつ)、課(か)・計(けい)・創(そう)、発(はつ)・傾(けい)・柔(じゅう)、情(じょう)・規(き)・スと、私はリズムをつけて覚えています。ぜひ挑戦してみてください。(文責:古木) |
| 2010年12月01日 | 参考資料「中間とりまとめ」(社会人基礎力) 前回コラムから、しばらくご無沙汰してしまい、すみませんでした。その間は、岩手、名古屋、大阪、広島、長崎、そして霞が関と、ほぼ毎日登壇という日々を送っておりました。 さて、前回コラムまでは、各能力要素について感じていることを、ひと通り述べて参りました。次なるシリーズとしては、「推薦図書・資料」をご紹介していきたいと思います。ぜひ自己研鑽にお役立てください。 最初は「社会人基礎力」です。私が「社会人基礎力」と初めて出会ったのは、役立つ情報を求めて行政サイトを検索していた時でした。平成18年1月、経済産業省の「新着情報」に「社会人基礎力に関する研究会-中間取りまとめ-」を見つけました。さっそく内容に目を通してみたところ、現代社会の課題が明確に指摘されていること、社会人に必要とされる能力を体系的に網羅していることなどに、たいへん感銘を受けました。さっそく全ページを印刷し、重要個所にはマーカーや書き込みをし、常に携行しながら読み返したものでした。ここで簡単に内容をご紹介してみたいと思います。 座長諏訪教授による「人が40歳代、50歳代となっても、それぞれの年齢や仕事の内容に応じて必要となる能力」という「はじめに」から始まります。 第1章「職場や地域社会で求められる能力」では、これからの企業の経営課題に対して効果的に取り組んでいくためには、「従来十分に意識されなかった『職場等で求められ能力』をより明確にし、意識的な育成や評価を可能としていくことが必要である」と、環境変化や課題などについて述べられています。 第2章「社会人基礎力の内容」では、その求められる能力を3つの分類、12の能力要素に体系的にまとめあげ、それぞれの内容について明確に定義しています。「個人と組織がともに成長することを通じて『win-win』の関係をつくるような企業が生まれ、そこにまた優秀な人材が集まっていきいきと働く、という好循環が期待できる」と、メリットや位置づけについて述べられています。 第3章「社会人基礎力を土台とした企業・若者・学校の『つながり』」では、学校段階、就職・採用段階、入社後の段階など、それぞれの段階における企業、若者、学校のつながりについて触れ、「継続的な人材育成や人材の職場への定着」と、関係者の連携強化について述べられています。 第4章では「どのような取組が求められるか」では、産業界・企業、若者、教育機関、家庭・地域社会、政府などにおいて、「①密接に連携すること ②継続的な育成や評価の取組を行うこと ③『気付き』を通じた『成長』につなげること」と、それぞれに望まれる取組について述べられています。 組織であっても個人であっても、「社会人基礎力」に本格的に取り組んでいくにあたり、まず最初に目を通すべきバイブル的な存在だと思います。当資料につきましては、下記サイトから閲覧可能となっています。ぜひ、ご参照ください。(文責:古木) http://www.meti.go.jp/policy/kisoryoku/torimatome.htm |
| 2011年03月14日 | 「東北地方太平洋沖地震」につきまして このたびの東北地方太平洋沖地震にてお亡くなりになられた方々のご冥福を心からお祈り申し上げますとともに、被災されたみなさまに謹んでお見舞い申しあげます。 被災地のみなさまの安全と、一日も早い復興を心からお祈り申し上げます。 今はたいへんな時期ではございますが、今こそ日本全体がチームとして働き、一日も早い復興に向けた対策を考え抜き、着実に前に踏み出すべき時と存じます。 私どもも、そのためにできることを主体的に取り組んで参る所存でございます。 |
| 2011年04月16日 | 「特別な年」の新人研修(社会人基礎力) 4月から新年度がスタートし、例年通り、今年も新人研修が始まりました。多くのフレッシュな新人のみなさんと出会うこの季節は、私にとってもたいへん楽しみな時期です。しかし今年の新人は、厳しい就職戦線を勝ち抜いたというだけではなく、大きな災害が起きた「特別な年」に人生の門出を迎えられました。卒業式や入社式が自粛される中、ともすれば期待や希望までもが“自粛”してしまいがちです。 そのような新人を迎える今年の新人研修にて、冒頭に次のような「2つ心構え」をご紹介しています。 まずひとつは、「自分の仕事への理解を深めよう!」です。 このような緊急事態のもとでは、普段では気がつかない仕事の「社会的意義」や「全体像」が浮き彫りになります。例えば、お客様が安心して購入できる商品を安定的に仕入れる小売業、生産地から商品の到着を待つ消費地へ運ぶ物流業、人命や財産を保障・補償する保険業、住民の安心・安全のために尽力する自治体業務などです。そして消費者も、もしその仕事がなかったらいかに不便であるかを思い知らされるのです。新人には、自ら選び、これから従事していく仕事がどのようなものなのか、その仕事の「社会的意義」や「全体像」をしっかりと確認して欲しいと伝えます。 もうひとつは、「本業を通して貢献しよう!」です。 世界中で義援金の受付が行われ、救援物資が集まり、被災地ではボランティアが活躍しています。助け合う姿は、何と感動的なことでしょう。歌手によるチャリティコンサートやスポーツ選手によるチャリティ試合も開かれています。そんな中、「『自分にできること』は何か」という言葉をよく耳にします。新人にとって「自分にできること」って、何でしょうか。義援金やボランティアも素晴らしいのですが、社会人となった今、本業を通して被災地の復旧・復興に貢献することが何よりではないでしょうか。まだ専門的な知識や経験はありませんから、いきなり大きな貢献はできません。しかし、焦らずに仕事の基本をしっかり身につけ、自分が成長することにより組織を支え、そして組織を通して社会を支えていくことができれば素晴らしいことではないですか。「そのために、ぜひこの新人研修を大切にしてください」と伝えますと、みなさんの眼の輝きが変わってくることがわかります。 このような環境の中、これから本格的に始まる復旧・復興事業に取り組まれる方々、避難地域にて新たな生活を始められる方々が多くおられます。このような方々にとって必要とされているのが、まさに「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」という「社会人基礎力」だと確信しています。今こそ、被災地だけではなく、日本全体のために「社会人基礎力」を活用すべき時です。この「社会人基礎力」強化のためにお役に立つ機会がございましたら、どちらにでも伺いたいと思います。必要とされる方は、どうぞお気軽にお声かけください。(文責:古木) |
| 2012年01月01日 | 新年のご挨拶(社会人基礎力) 新年明けましておめでとうございます。本年がみなさまにとって良き年となりますよう心からお祈り申し上げます。 「一年の計は元旦にあり」と言います。私たち日本人にとって年が変わるということは、ひとつの区切りとして大切にして参りました。初日の出に向かい、いろいろなことをお願いします。その年にかける意気込みが強いほど、いろいろなことをお願いします。しかし、どうでしょうか。大晦日の沈みゆく太陽に、去る1年の感謝を伝えることは、それほど行われていないような気がします。「一年の省は大晦日にあり」とは私の造語ですが、沈みゆく太陽に手を合わせ、この一年に思いを馳せるということにも趣が感じられます。「絆」が大切な今だからこそ、「感謝」の気持ちを忘れずに日々を過ごしていきたいと思います。 さて、みなさまは新たに迎えた年を、どのような年にしたいとお考えでしょうか。私は「転換の年」にしたいと感じております。今までは「豊かさ」を謳歌して参りましたが、大震災により大切なことに気づかされました。それは、「豊かさのかげに、実はいろいろな課題が潜在していた」ということです。特に「重要」かつ「緊急」と思われるものを3つほどあげてみます。 ①財政問題(国および地方) ②人口構造の変化(少子高齢化、生産・消費人口の減少) ③エネルギー政策(供給源、消費抑制) どれもたいへん大きな課題ですが、今や待ったなしの状況です。一日も早く解決策を策定し、その第一歩を踏み出す「転換の年」にしなければなりません。 さて、課題はこのように多種多様なわけですが、対策の基本には、ある共通点があります。それは、これらの課題を解決する方法を「考え抜き」、練り上げた最善策に向け勇気を持って「前に踏み出し」、関連する方々と力を合わせて「チームで働く」ことです。そうです、これらの課題を解決するために求められることは、「社会人基礎力」として掲げられる「3つの能力」「12の能力要素」を一人ひとりが強化していくことなのです。これが実現できれば、「人」が変わり、組織が変わり、そして社会が変わっていくことでしょう。 微力ながら弊社は今年、「個人」の「社会人基礎力」を強化することにより「組織」「社会」を変革し、「転換の年」を実現するために取り組んで参ります。いつかどこかで、みなさまと出会えることを楽しみにしております。(文責:古木) |




